ニューヨーク滞在最終日。今日は音楽漬けだ。
今日の朝食は3rd Ave.の50thと51stの間にあるエッサ・ベーグルにて。噂に違わぬおいしさだ。外は硬く、中はもちもちとしたベーグルをサンドイッチにしてもらう。これぞベーグルの食感だけど、だんだんあごが疲れてくる w。
今日のメインであるミュージカルをもう1回見るために、タイムズスクエアにある格安の当日券を扱うtktsにまずは行くことにする。ただ日曜は11時に開くらしいので、それまで適当にデパートに入ったりぶらぶら散歩したりして時間をつぶす。そしてtktsに10時半ちょっと前に行ったが、予想通り既に長蛇の列。
だけど、窓口が開く11時を過ぎると意外なほど回転がいい。あっと言う間に自分の番がやってきた。tonotonoさんお勧めのWickedかLion Kingを見ようかと思ったけど、どちらも既に売り切れのようだったので、Beauty and The Beastを見ることに。チケット代は55ドル+手数料3ドルの計58ドル。よくチケットを見ると、Row Dとある。つまり前から4列目の席だ。tktsでは半額でチケットが手に入ることが多いので、たぶん定価は110ドルのチケットなんだろう。かなり得した気分。
#ちなみにおととい見たMAMMA MIA!はチケットがなかった。ネットで事前購入していてよかった・・。あとtktsで売ってなくても正規Box Officeでは購入できることもあるみたいなので、あきらめずにチェックした方がいいかもしれない。
Beauty and The Beastは当然というか、子供だらけで、公演中も落ち着きがない子供ばかりで正直かなり迷惑だった。せっかくのミュージカルの魅力が半減だ。日曜の昼の部だから多いのだろうか。他の曜日の夜に行けば、それほどいなかったのかもしれない。
だけどそれを差し引いてもミュージカルはすばらしかった。映画も見たことがなかったので、初めてストーリーを知ったけど思わずラストには感動して目頭が・・・(笑)。
でも4列目なのは迫力があっていいんだけど、もっと舞台全体を俯瞰できる後方の席にすればよかったと個人的には思った。舞台の端から端まで何が起きているのか首を振って見なければいけないのには疲れた。
今回これでミュージカルは2つ見たことになるが、今までのイメージが変わった。食わず嫌いだったかも。また行こう。
そして夜はジャズクラブめぐり。まずはGreenwich VillageのGARAGEというクラブへ。ここでは生ピアノに生ウッドベースにドラムにボーカルという構成のバンドの演奏を、食事(これもなかなかいけてる)をしながら楽しむ。実はこういうシンプルなバンドが一番好きだ。ドラムとウッドベースのリズムにピアノが絡んでいく感じが、純粋にかっこいいと思う。
GARAGEはミュージックチャージは一切ないし、結構気軽に入れる雰囲気なのでお勧めだ。ジーンズにスニーカーでもまったく問題ない。むしろジャケットなんて着込んで行くと浮いてしまう感じだった(笑)。
2時間ばかり演奏を楽しんだ後、次のお目当ての店に向かうためにタクシー(ニューヨークのタクシーは高くないし、地下鉄に比べて安全なので、多用した方が無難だ)を捜す。
#ちなみにGARAGEの裏手にはゲイのお店と思われる(いや、間違いない)バーがあった。中を覗くとタンクトップの兄ちゃんがカウンターの中にいて、その周りを屈強な男たちが腕を組んだり肩を組んだりして談笑している。外には上半身裸の男のポスター。不必要にマッチョだし。・・・怖くなったので、あまりじろじろ見ないようにして足早にその前を通り過ぎた。
タクシーを拾い、今度はTimes Squareの北、51stとBroadwayの角の近くにあるiridiumというクラブへ。(iridiumなんてどこかで聞いたことあるようなないような・・)
こちらではさっきとは打って変わって、エレキ(古いけど、何て言えばいいんだろ?)ギター、エレキベース、キーボード、ドラムによるインストルメンタルの演奏。生音の方が好きだけど、こっちの店の方がみんなが静かに聴いているのでいい。GARAGEは逆に気軽過ぎてバーにいた酔っ払いのおっさんが大声で叫んでたりしていまいちだったし。
今日はミュージックチャージが35ドルでミニマムチャージ(何も頼まなくてもチャージされる料金。どうせ取られるので何か注文したほうがいい。)が10ドルだった。ちなみに演奏している人たちは実は有名な人らしい。いろんなミュージシャンのバックで演奏しているとか、チック・コリアと一緒にツアーをしているとか。
ガイドブックにはジャズクラブに行く時はちょっとおしゃれをして行った方がいいとか書いてあったりするけど、どちらの店もぜんぜんそんな必要はなかった。ブルーノートとかビレッジ・バンガードとかに行けば別かもしれないけど、もっと気軽に楽しめるものなので気軽な格好で十分だ。
これで音楽漬けの1日は終了。よって4日間のニューヨーク旅行もおしまい。
ぶらぶら歩き回ったり、友達とカフェで話したりしただけだったような気もしないでもないけど、観光バスに乗ってガイドの説明を聞いて回るよりも、よっぽど身近に人々の生活に接することが出来るので、こういう旅行の方が個人的には好きだ。
街角に漂うプレッツェルが焼ける香り、マンホールやビルの屋上から噴出す湯気、高層ビルの谷間を足早に走り去るビジネスパーソン、音楽に聞き入り肩を揺らしながら歩く若者、道路を行きかう車のけたたましいクラクション、すべてが昔と変わらない。見るもの聞くもの触れるものすべてが懐かしく、来てよかったと改めて実感。
大都会はロンドン、パリ、東京といろいろ行ったけど、ニューヨークは間違いなく大都会の中の大都会だ。大自然の中に身をおいて自分の小ささを実感することはよくあるけど、今回大都会の中で自分の小ささを実感した。
今回の旅行のテーマ曲(笑)は勝手にフランク・シナトラの"New York New York"に決めていたが、歌詞にあるように"I wanna wake up in the city that doesn't sleep."。 いつかまた住んでみたい。そして、"If I can make it there, I'll make it anywhere."って感じになれるように頑張ろう。
Posted by kenzy at December 12, 2005 12:00 PM
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