June 22, 2007

「東京アンダーワールド」

東京アンダーワールド東京アンダーワールド
ロバート ホワイティング Robert Whiting 松井 みどり

角川書店 2002-04
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#風邪ひきました。おとといくらいからちょっと体調不良。夏の初めに風邪ひくと長引くんだよな。早く直さなければ。

で、本題。

先日訪れた六本木のニコラスはニコラ・ザペッティというイタリア系アメリカ人が1954年に開いた店で日本に初めてピザを紹介した店として有名だ。でも実は今六本木のニコラスは全く別の会社のものになっている。

そのニコラ・ザペッティという男が戦後すぐの日本で闇市やいかがわしい商売に手を染め、ニコラスを開き、六本木の帝王と呼ばれ、そしてその店を手放し、日本で死ぬまでの物語を綴った本、と言うと1人の男の伝記のように聞こえるが、むしろ彼の話を中心に同時代に日本の裏社会で暗躍したフィクサー(黒幕)、そのフィクサーが関与した様々な事件といった日本の闇を描いた作品だ。

談合事件とか政治家とカネの問題とか、今も時折顔を出す日本の裏社会。いつの時代もきれい事ばかりではないと思うけど、こうやってあらためて読むと、何が善で何が悪なのか分からなくなってしまいそうになるのが怖い。でも読み物としては面白い本だった。

Posted by kenzy at June 22, 2007 10:59 PM


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