July 01, 2008

フランス旅行記最終回

アメリカ出張中にフランス旅行記を書いてる日本人です。前回の旅行記を書き終わった後、ふとホテルの部屋を見回して、自分がいったいどこにいるのか分からなくなりました。

それではフランス最終日です。

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凱旋門

今日はパリのベタな観光地巡りをする日。まずは9時にオープンするルーブル美術館を目指す。リヨン駅から地下鉄で15分くらい。目指すはパレ・ロワイヤル-ミュゼ・デュ・ルーヴル駅のつもりだったけど、あえて1つ前のルーヴル-リヴォリ駅で降りてみる。

駅を出ると、目の前にはルーブル美術館が広がっているが、まだオープンまでは時間があったので、パリに現存する最古の橋、ポン・ヌフにまずは向かってみる。

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1607年に竣工したポン・ヌフ

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その証拠

つまりは徳川家康が江戸に幕府を開いた頃に出来た橋だ。なんかそう考えるとすごいな。

橋からセーヌ川沿いにルーブル方面に歩く。川面を渡る風が心地よい。水は決してきれいではないけど、セーヌ川がパリの人たちにとって憩いの場になっているのも納得がいくくらい、川沿いの散歩は気持ちがよい。

そしてルーブル美術館の表玄関、ガラス張りのピラミッドへ。ちょうどたどり着いたくらいに、美術館もオープン。寄り道正解だ。

ルーブルは全部見ようと思ったらきっと1日で回りきれないくらい、数多くの展示品が飾られているので、的を絞って、有名な(ベタな)絵画や彫刻、ちょっと興味のある時代の芸術を中心に見ることにした。

まずは混雑する前に、ルーブルと言えばこれ。ベタベタだけど、レオナルド・ダ・ヴィンチのモナリザが展示されている部屋に一目散。途中の展示物には目もくれず向かう。

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びみょうな写真になってしまったけど、モナリザ

モナリザについてはあまりに多くの謎や解釈が語られているせいか、余計に不思議な絵に見えてしまう。見れば見るほど、あの微かな笑みに引き込まれる。なぜだか分からないけど、毎度ここに来るたびにひきつけられ、ずいぶん長い時間、モナリザの前でじっと見入ってしまう。本当に不思議な魅力だ。

後は順不同。これ以外にも見たけど。

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民衆を導く自由の女神

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ナポレオンのアルプス越え

むしろ白馬にまたがったナポレオンがアルプスを越える絵の方が有名だけど、本当は馬なんかに乗ってアルプス越えは出来ないらしく、実はロバに乗って越えたらしい。こっちの方がロバっぽい?英雄もこの絵だとちょっと庶民的に見えてしまう。

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ナポレオンの戴冠式

この絵の大きさ、緻密さには驚く。

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目には目を、歯には歯を、で有名なハムラビ法典

もちろんこれ以外にも展示されているものはたくさんたくさんある。けど、本当に全部見て回っていたら日が2回は暮れるので、ちょうど昼時だし、3時間ほどでルーブルを後にする。

夜は機内で食事なので、このランチがフランス最後の食事だ。せっかくパリに来たんだし、本場のワインバーでワインを飲みながら食事をしよう。ということで、またベタだけど、地球の歩き方に出ていた、ルーブルからは徒歩10分ほどのところにあるワインバーに入った。

#これまた地球の歩き方を今持っていないので、店の名前分からず。帰国したら更新しとこ。

「いらっしゃいませ」

あれ、なんか久々に聞く日本語。なんと日本人の女性が働いているではないか。しかし、何で日本人って分かったんだろw。

1年半ほど前からプロヴァンスの田舎町(なんて町だか忘れた)のビストロで働いていて、1年くらい働いて知り合いのソムリエの紹介でこの店で働きに来たらしい。別に地球の歩き方に載っていて、日本人がよく来るからとかではなく、たまたま働き始めたんだって。むしろ聞いたら、あまり日本人は来ないって言ってた。

その女性のオススメの、コート・デュ・ローヌのサン・ジョセフとか、ローヌ南部のリュベロン近くのワインとか、グラスで3杯ほど頂いた。(1杯はサービスしてもらっちゃった!)

そしてフランス最後の食事は、本日のオススメ。

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ウサギの煮込み

ウサギを食べたのは2度目だけど、どうもパサパサした印象しかなかった。けど、これは煮込んでいるせいか、しっとりしていておいしい。味付けもちょうどいい。どっしりした感じのワインよりも、すっきりフルーティーな感じのほうがあう。ちゃんとそういうのを彼女は選んでくれた。さすがだ。

彼女、1年半しかまだフランスには住んでいないけど、時々日本に帰ったりしているみたい。でも、「渋谷の人ごみとかありえないじゃないですか。やっぱりフランスの方がいいんですよ。」 ほんと、ありえないよね。そのありえない渋谷にこれから帰るんだよ。はぁ憂鬱。

まさかこんな気軽に会話しながらランチが出来るとは思ってなかったので、ついつい長居をしてしまった。まだまだベタな観光地に行かなければならないので、「これからも頑張ってね」と言い残し、お店を出た。

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小さいけど気取ってなくて入りやすい

歩き方にも書いてあったけど、確かに気軽に入れる店だし、日本人が働いているので注文もしやすい。パリに行ったら一度は行ってみることをオススメする。もちろんワインもフランスだけではなく、イタリア、スペイン、カリフォルニアと数多く取り揃えているので、ワイン目的でももちろん問題ない。

次なるベタ観光はシャンゼリゼと凱旋門。

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シャンゼリゼのヴィトン

買う物なんてあるわけないけど、一応店内に入ってみる。2階のメンズコーナーの奥で、シャンパンを飲みながら商品を物色する紳士。その横のケースの上には服が何店も置いてある。あ、常連さんか。明らかにその人と比べて自分はいかにも何も買わなさそうな観光客にしか見えないので、そそくさとそこを立ち去り、店を出た。でも結構自分と同じような人も多いので、気軽(?)に覗いてみてもいいかもしれない。

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エトワール凱旋門

近くで門に施された彫刻を見るとその精巧さと勇ましさに圧倒される。階段を上って屋上に出ようかと思ったけど、ありえないくらい行列していたのであきらめて、凱旋門の下でしばらく休憩。

そしてそして最後はエッフェル塔。これも上ろうかと思ったんだけど、時間が迫っていたし、きっと凱旋門同様混んでいるんだろうと思って、上るのはあきらめた。

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東京タワーと違って周りに高い建物がないから、その美しさが際立つ

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案の定展望台は人でいっぱい

エッフェル塔の対岸のシャイヨー宮から眺めつつ、大道芸人の芸を眺めつつ、しばらくそこでまた休憩。しかし今日もまた日差しが強い。日陰にいないと真っ黒になってしまいそうだ。

「人ごみ」の日本には戻りたくないけど、もう時間だ。(とは言え、大観光地パリも観光客の人ごみでどこもいっぱいだけど) ホテルに預けた荷物を受け取って、ぼちぼち空港に向かわなければ。ものすごく名残惜しいが。

シャルル・ド・ゴールまではリヨン駅前からのエール・フランスバスで渋滞がなければ50分くらい(第1ターミナルだと。第2ならもっと早い。)帰りたくないので乗りたくないけど、しかたなくwバスに乗って空港に向かった。

7日間のフランス縦断旅行。初めて行ったところばかりだったけど、景色も食事も人の温かさも、何もかもいい思い出ばかり。まぁ、いろいろ事件はあったけど、それも旅の醍醐味だし。

かなり綱渡りな旅だったけど、あえてそうしてよかったかも。なかなか日常では味わえないスリルを味わえたし。

やっぱりたまには日常を飛び出して、非日常に身を投じるのも悪くない。おかげでいろんなことを考える時間が作れたし。何よりいろんな人に会い、いろんな生活に触れ、いろんな経験をしたことが一番大きい。

どの旅もそうだけど、これまた思い出深い旅の一つになった。

追記
非日常の感覚のまま、空港でチェックインし、ラウンジに入ったところで、なんか熱心に仕事をしている弊社の役員と遭遇してしまった・・・。いっきに日常に戻された。まだ余韻を楽しみたかったから声はかけなかったけどw。後で聞いたらどうやら出張帰りだったらしい。しかも、同じ飛行機に前S社会長のI井夫妻も乗っていたとか。遭遇はしなかったけど。うーん、何が何でも自分のことを日常に引き戻したかったんだろうか(笑)。

Posted by kenzy at July 1, 2008 04:10 PM


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